外壁塗装の適切なタイミングとは?まずは外壁の素材や劣化サインをチェック

「外壁塗装はどの程度の劣化で行えばいいの?」「見た目は問題なさそうだけど、防水工事やリフォームは本当に必要?」など、外壁塗装のタイミングは見極めが難しいものです。まずは外壁にどの素材が使われているのか、どのような劣化が起きているのかを確認しましょう。こちらでは外壁材別メンテナンスのタイミングと、すぐにメンテナンスが必要な外壁の状態をご紹介します。

住宅の防水性維持に重要!外壁材別メンテナンスのタイミング

外壁に使用している素材によって耐用年数は異なり、外壁塗装やリフォームが必要な時期も変わってきます。こちらでは、外壁材ごとの耐用年数と特徴をご紹介します。

素材 耐用年数 特徴
窯業系サイディングボード 7~8年 ・耐火性・遮音性に優れている
・レンガ調・タイル調などデザイン性が豊富
金属系サイディングボード 10~15年 ・断熱性・防水性に優れており美観を長く維持できる
・目地がなく、シーリングが不要
・凍害に強く、寒冷地に適している
樹脂系サイディングボード 10~20年 ・弾力性・耐候性・耐久性に優れており、凍害や塩害などに強い
・軽量で建物に負荷がかかりにくく、メンテナンスしやすい
モルタル壁 8~10年 ・デザイン性に優れている
・低価格で施工できる
・目地がなく、シーリングが不要
ALCボード 8~10年 ・遮音性・断熱性・耐震性・耐火性に優れている
・非常に軽く、コンクリートの約4分の1の重さ
・50年程度の耐久性がある
タイル 10~15年 ・耐候性・耐久性・耐火性に優れている
・汚れがつきにくくメンテナンスしやすい
・他の素材と比べてコストが高い

このように、外壁の素材によって耐用年数や特徴が異なります。まずは外壁に使用されている素材を確認し、特徴を踏まえた上で外壁防水工事やリフォームを検討しましょう。

外壁塗装のタイミングは?外壁の劣化サインも確認!

外壁の素材によって耐用年数は異なりますが、年数が経っていなくても、外壁の状態によっては早くメンテナンスが必要になる場合もあります。どのような場合に外壁防水工事やリフォームをすればよいのでしょうか。以下で外壁のメンテナンスが必要なタイミングをご紹介します。当てはまるものがあれば、早めに外壁塗装や防水工事をご検討ください。

劣化のサインが見られる

以下のような状態は、外壁が劣化しているサインです。放置せず早めに補修や塗り替えを行いましょう。

劣化のサイン 状態
外壁の色あせ 色あせは日の当たる南面と西面で起こりやすいです。新築時よりも外壁が色あせている場合は、塗り替えをおすすめします。
チョーキング現象 外壁を触った際に手に白い粉がつく現象で、塗膜の劣化が起きているサインです。
クラックの発生 クラックとはひび割れのことで、外壁や窓の四隅に発生しやすいです。特に幅0.3mm以上の溝の深いクラックは要注意です。
シーリングの縮み・割れ サイディングボードなどのつなぎ目に使用されているシーリング材が劣化すると、縮みや割れが発生します。
塗装の剥がれ・膨れ 塗装の剥がれや膨らみは、塗膜が劣化している証拠です。放置すると建物の内部に雨水が入り込み、雨漏りの原因となります。

前回の塗装から10年経過している

外壁塗装の寿命は平均10年前後です。寿命を迎えると防水性が失われ、雨漏りやカビが発生する原因となります。前回の塗装から10年前後経過している場合は、防水塗装を行いましょう。

雨水が溜まりやすくなった

屋根やベランダに雨水が溜まりやすくなった場合は、防水層の下地などに問題が起きている可能性があります。防水機能が低下して雨漏りの原因となるため、早めの補修が必要です。

雨漏りを引き起こすひび割れの種類とは?

一口にひび割れといっても軽度から重度のものまで様々な種類があり、雨漏りを引き起こすおそれがあるひび割れは幅1mm以上の亀裂といわれています。

ヘアクラック

名前のとおり、髪の毛程度の小さな亀裂のことです。一般的に、幅0.3mm未満、深さ4mm未満のひび割れを指します。雨漏りのリスクは低いものの、絶対にないとは限りませんので早めに対処しましょう。

乾燥クラック

外壁材の乾燥による収縮で発生するひび割れです。水を使用した湿式工法で施工されることの多いモルタルやコンクリートの外壁材によく見られます。

縁切りクラック

外壁塗装の作業を一旦中断したり、部分的に塗り直しを行ったりすることで発生するひび割れです。

構造クラック

亀裂の幅が0.3mm以上・深さが5mm以上の場合は、構造クラックの可能性が高いです。

外壁に小さな亀裂があるからといって早急に補修しなければならないわけではありませんが、亀裂を放置することで雨漏りを引き起こすおそれがあります。幅0.3mm以上のひび割れは応急処置を施すことが大切です。外壁の防水工事が必要か、塗り直しのリフォーム工事が必要かなど、外壁塗装業者に相談してみてください。

外壁の防水工事はなぜ必要?

建物にとって水は大敵です。そのため、建物には雨水の浸入を防ぐ様々な工夫が施されています。数ある対策の中で最も外側にあるのが、塗料の膜である「塗膜」です。塗膜には建物を保護し、雨水や紫外線によるダメージから家を守る役割があります。塗膜が外壁をコーティングすることで雨水が滑り落ち、内部に浸入しにくくなるのです。

外壁は常に紫外線や雨風にさらされており、経年劣化により防水性が徐々に失われていきます。放置していると、ひび割れから建物内部の構造材に雨水が入り、雨漏りやシロアリの侵入、カビやダニの発生など様々な被害が起こります。

外壁材の中に雨水が浸透し、建物が劣化してしまうと、補修工事にかなりの時間と費用を費やすことになります。このような状態に陥る前に、定期的な外壁塗装や防水リフォームを行い、防水機能を維持することが大切です。

早めに外壁塗装・防水工事を行うことで雨水の浸入が抑えられ、建物の寿命を延ばすことができます。また、補修作業も最小限で済むため、費用を抑えることも可能です。

外壁塗装に向いている季節はいつ?

外壁塗装を行うなら気温5度以上、湿度80%以下の状態が適しているといわれています。そのため、この条件を満たせば季節関係なく外壁塗装の施工が可能です。年中可能でも「外壁塗装のリフォームはいつやるほうがいいのだろう?」と悩む方へ、各季節に行うメリット・デメリットを紹介します。

空気が乾燥しているため、施工しやすい季節です。ただし、4・5月は気候が不安定なことも多く、施工期間が長引いてしまう可能性もあります。

気温が高いため塗料が乾きやすく、作業を進めやすいといえます。デメリットとしては、養生のため暑くても窓を開けられないことがある点が挙げられます。

秋は空気が乾燥していて気候も穏やかなので、施工しやすい季節です。しかし台風が発生する可能性が高いため、施工期間が長引く可能性があります。

空気が乾燥しているため塗料を塗りやすく、養生で窓が開けられなくても問題ない点がメリットです。しかし暗くなるのが早いため、作業可能な時間が短い点はデメリットといえます。

総合的に考えると、春・秋が外壁塗装に向いている季節といえます。しかし最初に説明したように、基本的には一年中施工は可能です。まずは外壁塗装の業者に、いつ頃やったほうがいいのか、相談してみるのがおすすめです。

沖縄で外壁塗装・防水工事・リフォームを自社施工で対応!相談・見積り無料

外壁は常に雨や紫外線にさらされており、年月が経つとともに徐々に劣化して防水性能が失われていきます。そのため定期的に外壁塗装や補修を行い、防水性能を維持する必要があります。まずは外壁の素材や状況を確認し、メンテナンスが必要かどうかを判断しましょう。小さなひび割れであっても、放置すると建物の内部構造まで影響を及ぼす可能性があります。建築後10年以上経過している住宅は、見えない部分で劣化が始まっている可能性がありますので、専門業者に外壁の劣化状況を診断してもらうことをおすすめします。

沖縄で外壁塗装・防水工事・リフォームをお考えの方は、株式会社MMS沖縄にお任せください。二級塗装技能士・二級建築士の資格を持つ専門スタッフによるハイレベルな施工は、地元のお客様から高く評価されております。費用は相場を踏まえ、無駄なコストを省いたリーズナブルな見積り価格を事前にご提示いたします。雨漏りや外壁の劣化など、気になる箇所の無料診断・無料見積りを行っております。補修の必要がない場合はその旨をお伝えし、しつこい営業は一切いたしません。ぜひお気軽にご相談ください。

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